日本でプロポーズを行う行為が開始されたのは、古墳時代頃が始まりと言われています。
プロポーズの際に、男性が好きな女性宅の前で自身の気持ちを詩にして読んだり、名前を呼ぶことが行われていたようであり、このような求婚方法が広く行われていました。
時代が移り、平安時代になり貴族階級において和歌が広まると、お互いに自分の気持ちを和歌に込めて、贈り合うという風習が誕生します。
平安初期に成立した伊勢物語にも、男性が女性に詠んだ歌があり、さらにその歌に対する女性の返答に関する歌も収められているのです。
古墳時代や平安時代など、1000年以上も前の人々も色々なプロポーズの手法を取っていたということは、なんとも興味深いことではないでしょうか。