結婚は人生の大切な節目で、結婚式は新たな門出となる日です。
その主役ともいえるのが新郎新婦の絆の象徴ともいえる結婚指輪です。
儀式として当然のように行われている指輪の交換ですが、結婚指輪の始まりはいつ頃からなんでしょうか。
諸説ありますが、9世紀に当時のローマ教皇ニコラウス1世が彼の妻に贈った指輪がルーツとされています。
その後、貴族たちを中心にこの指輪の習慣が広まり、ミュールが書いた「ローマの結婚指輪の起源」(1027年)には「花婿は花嫁に金の指輪を、花嫁は花婿に鉄の指輪を渡し交換している」という記述があります。
このように長い歴史を持つ結婚指輪には、指輪をお互いの分身として夫婦の絆を深めるという意味もあります。
一生に一度の大切なアイテムですから、いつまでも大事にしたくなる品を贈りたいものです。