結婚指輪の風習は世界中にありますが、どのように着けるかは文化によって様々です。
そして日本では左手薬指がスタンダードですが、その理由には諸説あります。
有力なのは古代のエジプトやギリシャから伝わった考え方です。
身体の中心や感情を意味する心臓が身体の左側にあることから左手を選び、さらに薬指が直結するとされた説です。
そんな左手薬指に円形の指輪を着けることで、永遠を意味したり愛をしっかり離さないという意味になります。
これはおまじないとしての意味合いが大きいですが、別の考え方は合理的です。
左手薬指は10本ある手の指の中でも最も活躍する機会が少ないので、指輪に傷が付きにくかったり落下するリスクを減らせるというものです。