婚約の正式な証として、男性から女性へ送られるものとされる婚約指輪ですが、その始まりはいつ頃なのでしょうか。
諸説ありますが、一説によると古代ローマではすでに婚約指輪をプレゼントする習慣があり、この頃が婚約指輪の起源とされています。
婚約指輪を渡された花嫁は夫となる人に純潔を誓い、これを破ると法的に罰せられてしまいました。
現代では、ダイヤモンドが付いた指輪など、きらびやかな宝石の付いたものが一般的です。
しかし、古代ローマでは現代のような指輪がなかったため、鉄製の指輪がプレゼントされていました。
ちなみに、日本ではキリスト教式の結婚式が広まった明治時代に、婚約指輪をプレゼントする風潮が生まれました。
大正時代にはすでにこの慣習は定着していました。