日本におけるプロポーズの歴史の起源は古墳時代とされています。
求婚のしるしとして好きな異性の家の前で気持ちを詩で表現したり、名前を呼んだりしていました。
平安時代になると貴族の間で気持ちを和歌として読み合う風習が生まれました。
このころは現代のような恋愛結婚が主流だったものの、平安後期になると結婚は家と家との攻略的なものとなり、和歌でのプロポーズは影をひそめていきます。
江戸時代になると、庶民の間でも歌や手紙を送り合い、プロポーズとする形式が広がりました。
寺子屋で読み書きを習うことによって、庶民も文字を読み書きすることができたからです。
明治以降になるとキリスト今日の浸透もあり、貞操観念の根付きなどから、男女の恋愛結婚においても男性から女性の親へ対し「娘さんをもらいたい」と願い出るスタイルへとかわって